フラグアンテナを上げてから約1ヶ月、受信してみての報告です。
建て上げるまでの経過は「FLAGアンテナを建てる」1と2 で述べているとおりだが、これが果たしてどんな結果だったか、1ヶ月間聞いてみてのレポートです。
一言でいうと、「意外と使える」受信アンテナだとの感触です。
受信アンテナへの思い入れは、各自の置かれている環境でそれぞれ違うので、私の実検レポートは、使用送信アンテナがタワーシャントなので、そのまま受信するとノイズが多く聞こえが悪いと言う不満を解消したいのが主眼でした。
従ってビバレージで聞いている人と同等の受信能力をこのアンテナに欲するのであれば残念ながら失望するでしょう。それがこのアンテナで叶うならば、誰も好きこのんで200mもの電線を引っ張らないでしょう。それを張れないためにああだこうだとガッチャめいている訳なのですから。
測定器や比較アンテナを使って定量的なデータを出してのレポートではなく受信した結果報告なのでその点お含み下さい。
当初の目論見はパターンはビバレージのように鋭くはなくブロードだろうと考え、真北を向けておけばNA/EU双方OKだろうと軽く考えていたのだが、NAの信号は全く入らず、送信アンテナでも良く聞こえるW8JI,K9DX,が聞こえるときにFLAGに切り替えてもまるで駄目、「こりゃなんだ?」何処か断線でもして居るんじゃないかとおもえるくらい効果はなかった。それでも日によって効果がある時もあった。KV4FZと皆さんがQSOしているときにこちらでは「何か出ているな」位なのがFLAGに切り替えたらコールサインが何とか確かめられる程度に上がり、349と言った状況だ。
でも実用にはならないな、といささかがっかりした。
SWLはほとんどは宵の北米だけで朝のEUはあまり聞いていなかったが、2/10の朝6時頃からSWLをして聞き比べてみた。送信アンテナで聞こえるところは全て聞こえるので北米とはえらい違いです。
1824でG3FPQがCQを出していてその辺が超QRMでした。Gの信号は349くらい。
試しにFLAGに切り替えたら超QRMは静かになり、G3FPQがクリアに浮き上がって聞こえた。QSBも感ぜず、耳Sで569といったところ。コールするJAの信号は40デシも落ちたので聞きやすく、混変調も皆無。しばらく黙って聞いていた。JAが4?5局呼んでいたが、よく聞こえないのかタイミングのずれる局も居て、これは面白い。HI
呼んでいるのはJA4,JA5,JA6の局ばかりだったのでフト時計を見たら日の出10分過ぎていた。
送信アンテナで聞くとノイズばかりでGの信号は存在が分かる程度、FLAGに戻すと459?559でCQJAを出しているのがよく解る。聞こえなくなったのは日の出後30分経ってから。
こんなに明瞭にGを聞くのはマレなのでこの日が特異伝搬であるのかどうか、一応ローカルのJA7NI富樫さんに確かめたところ、ほぼ普通のコンデションで、別に良く聞こえていた訳ではない、とのことで、ならばこれは使えるぞ、と思った
2/28の朝、5時過ぎEUがパラパラと聞こえていた。それも弱くてCQを出しているのにコールレターがQSBでコピーできない場合が多い、それでFLAGに切り替えると殆ど確認出来た。
OK1GU,UU2JQ,ES1QD,DF2PY,G3FPQ,等でいずれもCQを出していてJAからは誰もコールしなかった。クラスタにスポットされる前だからか。
その日のOM3DXの信号を録音したので聞いて下さい。
こんな次第で、EUに良くてNAにはペケなのは何が原因だろうか、Gは350°北米は40°の方向、なので0°に向けたからFB比の関係?そんなに鋭いのか?まさか。
私のQTHから北米方向は山が迫っていて壁になっているので別の方向からの反射を聞いていた。元々40°の方向からは来ていなかった?まさか。
夜の北米方面からのパスと朝のEUからのパスのアングルの違い?。解らない。
雪が未だ1メートルもあるので足場が悪く、私では方向の変更及び終端抵抗の調整が今すぐは出来ないので雪が消えたらもう少し離れた場所にNA向けを張って、ゆっくり検討してみようと思っています。